アルコールは脳をむしばむ
父の物忘れがひどすぎて、思い出せないことがあると当たられていやだと最近母が言っていて
当の本人も
「このごろ、皆が話していることについていけへんねん…」
「自分が話していることも、長くなって来たら途中で何を話していたのかわからへんようになるねんやんかあ」
と言いだして、自分から病院に行く気になってくれたらしい。
脳外科でCTを撮ったら脳が少し萎縮しているのだけど、認知症テストを受けても問題はなかったとか。
不眠が原因で飲んでいるお酒の量が、仕事を引退してから増えているようで、それが原因かもしれないので、とにかくお酒をやめましょうということに。
(睡眠導入剤とお酒、両方飲んでいた)
そして、そもそもの不眠を解消するために、心の病院へ。
ゆっくりとカウンセリングしてもらい、お酒をやめる決意も固まったようだ。
ただ、父の断酒に関しては、私はあんまり信用していなくて、続くの〜?と思ってる。
そして断酒。
カウンセリングの効果もあってか、お酒が無くても夜眠れるようになったし、翌朝は頭がスッキリで、体調も良く、肝臓と腎臓の数値が良くなってん!と、母が喜んで話してくれた。
それはすごい!
「へー、いつからやめてるの?」
と聞いたら
「二週間前から!」…
…つい最近やな。
えらい早く数値を調べに行ったんやな…。
まあ効果がわかった方が、継続できるからいいか。
調べたら「アルコール性認知症」というのがあるみたい。
確かに、私自身お酒を飲み過ぎた日は、話をしていても何をしゃべってるかわけわからなくなるときがあって、うわー、脳細胞が死んだんや!と焦ることがある。
わからなくもない。
断酒で認知症の進行をとめられたらええやんか。
いいタイミングで病院へ行ったものだ。
実家に買いだめしてあった、サントリーの角瓶、貰って帰ってくれば良かったな。
ハイボール飲みたい。
まあほどほどにですけど。
船は酔う。絶対に酔う。
大きな船は酔わないけど、オイルの匂いがたまらんくさい。
手漕ぎのボートは好き。一度父に広沢池で乗せてもらったの面白かった。
父はボートを漕ぐのがうまい。
嵐山では川をボートで渡って行く茶屋がある。
なかなかのエンターテイメントなのです。
一度父を連れて行ってやりたいけど、川沿いでビールを飲むのが美味しいので、断酒の父にはかわいそうだからやめておこう。