話し足りない一日の終わりに

私の好きな魅惑のバンド(その1)

イエローモンキーが復活したので5月に代々木まで見に行った。

 

解散したときはそれは思うところもいろいろあっただろうけど

解散してからはメンバーで仲良くしているようだったし、

何よりもメンバーがまだ若くて元気だったし、

それぞれでミュージシャンとして現役で活動していたし、

いつでも再結成できるじゃないか、早く再結成して、と思っていた。

なぜなら、時々流れる悲しいニュース。まだ現役のミュージシャンや歌手の訃報。

何があるかわからないよ、はやく、もう一回、あのメンバーでやらないと後悔するよ、と(何目線かわからんけど)。

 

イエローモンキーが今のメンバーになったのが1989年12月28日。

過去、2009年に結成20周年を迎えていた。

私は何かを期待して、その年の吉井さんのライブは、大阪城ホールはもちろんのこと、武道館もチケットをとっていた。武道館は12月28日だから。

それまでも、ソロライブでイエローモンキーの曲をやっていたし、再結成とはいかないまでも、メンバーを呼んでなにかするならこのタイミングじゃないか、と思っていたのだ。

ところが・・・城ホールは特にゲストもなく、バンド時代の曲はやらないということで、ソロライブとして終わった。

そして武道館は。

城ホールの雰囲気からして、特別なことはないかもしれないと一応は心づもりしていたけど、本当にソロで積み上げて来たものをこれでもかと見せつけたライブだった。

「ヤーブルース」と「ウォーキングマン」がすごかった、と、メモに書いてある(笑)

それを聴いて、ああ、今はイエローモンキーはないな、と思った。

 

MCでも「12月28日は吉井和哉が歌い始めて20周年です」と言い切った。

ヒーセも見に来ていたのに・・・。私は胸がしわしわになる思いだった・・・。

そもそも、12月28日は、「どういう使い方もできるように」といって、この頃毎年おさえていたはずだと思っていたのに。

 

吉井さんもみんなが期待していたことはわかっていて、あえて外したことをしたのだと思う。このときは時期じゃなかった。ソロではアルバムを出すごとに違うものを見せてくれて、手応えを感じていたんだろうなあ。

 

そしてなんと2010年のモバイル会員限定ツアーでは、「Don't  look back in anger」のカバーで、「君が大事にしているものほど」という歌詞を「君が大事にしているバンドほど」と変えて歌っている。続きは「これからもさらに 奪われて行くだろう」。

・・・ちょっと!何言ってるの。

 

長くなった・・・これでは2016年にたどりつかない(笑)

 

(つづく)

 

<私の好きなマンガのセリフ>

おやすみなさい 時夫 二人いっしょに

お魚のすり身でできた

こんぺいとうのお星さまと

えびいり おこのみやきの お月様の間を

にぼしの頭をカリカリ食べながら

とんでゆく夢を みられますように

(「綿の国星大島弓子

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時夫だいすき!という気持ちをあらわすのに

こんな素敵な詩があるだろうかと

幸せな気持ちになります